軟骨
なんとなく、ブログに書きそびれていたが、私が1月~3月に「世界青年の船」事業にスタッフ乗船しているさなか、2月にスンが約3年勤めていた会社を退職した。ずっと長い間の夢だった、自分の会社を作るための準備に本格的に取り組みたい、と意を決したらしい。
そうは言っても、先立つものがないのは不安なので、再就職のための活動も少しばかりしていた時のこと。ある会社で、二次面接まで進んだ。その面接はなかなかユニークで・・・というよりも、スンがユニークな人なので、どうやら面接の途中で立ち位置が逆転してしまったらしい。
スンいわく、
「面接官が、面接官というよりも、人としてとても興味深い人だったので『あなたの好きなタイプは、どのような人ですか』って聞いちゃった」
と。
それでも、その面接官はきちんと答えてくださったらしい。
「その人が好きなタイプは、一つ目が Willing to accept challenge (挑戦を果敢に受け止める人)、 二つ目が Positive thinking (前向きな思考の人)・・・」
(ふむふむ・・・ 結構、スンも当てはまるんじゃないかな・・・)
「そして、三つ目が・・・」
(三つ目が?)
「ナンコツ」
(え? ナンコツ? 軟骨?)
もちろん、妻たるや、そんなことで動じてはいけない。冷静に考えて、冷静に対応する。相手の尊厳のために、吹き出してもいけない。
「ナンコツ? えっと、それ・・・柔軟、じゃない?」
すると、スンに言われた。
「オー、ソウソウ、ジュウナン! ムズカシイ日本語、シッテイルネ!」
えぇ、そりゃあ、もちろん、日本人ですから。
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