2008年8月18日 (月)

マレーシア人との結婚手続き

ブログのコメントに、マレーシア人との結婚の手続きについての質問があったので、今日は、私の場合はどのような手続きをしたか、ご説明しよう。

国際結婚の手続きは、日本で婚姻の登録をするか、相手の国(外国)でするかによって、手続きの方法は異なるので、必ず外務省とマレーシア大使館及び在マレーシア日本大使館のホームページを確認する必要がある。

ちなみに、私の場合はマレーシアで先に婚姻手続きをし、それが承認されてから、日本で婚姻届を出した。

その際に準備したものは以下の通りだが、これは中華系マレーシア人との婚姻手続きで、2004年の情報だということをご理解いただきたい。

①マレーシアに行くまでに日本で準備するもの

 1. 婚姻用件具備証明書(1通)-本籍のある市・区役所で取得
 2. 戸籍謄本 (1通)-本籍のある市・区役所で取得
 3. 証明写真

 ※それぞれの書類を英語に翻訳する(自分で訳してもよい)
 ※公証役場で外務省の認証を受ける(11,500円、パスポートか免許持参)15~30分
 ※マレーシア大使館で認証を受ける(コピーを1セット持参)
 → 書類提出は午前(9:00-12:00)、認証された書類の受取は翌日の午後(14:00-17:00)

これらの書類を持って、マレーシアへ行く。

②マレーシアでの結婚申請【その1】

 1. 認証を受けた書類とパスポート持参
 2. 申請用紙の記入
 3. 申請書類を掲示板で一般公開(約1ヶ月)

 ※夫となる人と一緒に、国家登録省(婚姻と離婚課)へ行き、書類提出
 ※申請書類は顔写真とともに、掲示板に貼られ、異議がないかの確認がされる。

一般公開で意義を唱える人がいなかった場合、国家登録省から連絡があり、再度、役所に出向かなければいけない。
(当時、私は日本に在住、彼はマレーシアに住んでいたので、私は申請と婚姻手続きのために、2回、マレーシアへ飛んだ)

③マレーシアでの結婚申請【その2】

 1. 証人と共に国家登録省(婚姻と離婚課)へ行く
 2. 宣誓
 3. 指輪の交換
 4. 登録証明書にサイン

以上のプロセスを経て、結婚が認められる。

ただ、これではマレーシアにおける結婚が認められるだけなので、日本に帰ってからも、婚姻届を日本の市・区役所に出さなければならない。

④日本に帰国後すること

 1. 住民票の書き換え-相手が日本人でも同じ
 2. 戸籍の書き換え-相手が日本人でも同じ
 3. 婚姻届提出
  • 婚姻証明書(和訳添付、認証不要)を住所地か本籍地の役所へ提出
  • 相手の出生証明書(和訳添付、認証不要)
   →相手の氏名、生年月日、国籍が分かるもの
   →和訳は自分でしてもよい
  • 戸籍謄本(住所地の役所に提出する場合)
  • 婚姻届の記入(証人は不要)
 4. 外国人登録(短期滞在でも取れる、取得に約2週間)
  → 相手が日本に住む場合のみ必要

その後の配偶者ビザの取得方法については、2年前にブログに書いているので、そちらをご覧いただきたい。
http://malaysia.way-nifty.com/malaysia/2006/06/index.html

なお、相手がマレー系の場合は、これらの手続きをする前に、イスラム教への改宗をする必要があるはずなので、その方法についてはマレーシア大使館に確認するのがよいだろう。

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