マレーシアの旧正月(その4)-花火と爆竹
マレーシアの旧正月のクライマックスは、なんと言っても花火と爆竹だ。
中華系の家では、ほとんどすべての家が爆竹を盛大に鳴らして、魔除けをする。特に大晦日の深夜近く、日付が変わる頃になると、あっちでもこっちでも爆竹の連打で、耳がおかしくなりそうだ。
そして、家によっては、打ち上げ花火も楽しむ。
スンの家は、お父さんが船のエンジンの修理などをするエンジニアなので、なんと、花火の着火台を自分で作ったのだという。
こんな着火台が家にあること自体、日本ではありえないと思うのだが・・・。
(着火台の足元に置いてあるのが打ち上げ花火)
そして、打ち上げる前の花火の山。
これでも家庭用としては「小さい方(!)」らしいが、日本では数万円しそうなこの花火。
なんと、1個 8 リンギット(約250円)!!
そして、いろいろな花火が24発連打できるこの「花火ボックス」は 1箱 20リンギット(約600円)。
動く映像で花火をお見せできないのが残念だが、本当に、これは家庭用とは思えない花火大会を危険なほど(笑)間近で見ることができ、とてもとても楽しかった。
「本当は、法律で禁止されているんだけど、クチンではまだ警察も片目をつぶって見逃してくれているんだよね」
とみんな笑っていた。
・・・そして、爆竹大会が終わった後。
辺り一面、道路は真っ赤になっていた。
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