アメリカ旅行(パートⅠ) - イルカと泳いだ
2月の中旬から2週間、スンと二人でアメリカを旅行した。私は幼少の頃、カリフォルニア州に住んでいたことがあったり、20代の頃、わりあいと頻繁にアメリカに行く機会があったりしたが、スンにとって、アメリカは憧れの国だったそうだ。
今回のルートは、ハワイ島→オアフ島→ラスベガス→ロサンゼルス、という四都市で、それぞれ3~4泊ずつで回った。
ハワイ島で私が一番したかったこと。それは、野生のイルカと泳ぐことだった。私は、これまでも、バハマで小さなボートで一週間生活をしながらイルカを追いかけて戯れたり、ハワイ島でドルフィンスイムをしたこともあったが、最後にイルカと泳いでから10年以上が経ってしまっていたので、海に飛び込んでイルカと泳ぐ夢を何度も見るぐらい身体がうずうずしてきていた。
やっと久しぶりにそのチャンス到来!ということで、ハワイ島でドルフィンスイムをコーディネートしている知り合いに連絡し、ボートを手配してもらった。
「イルカが来ると、家族や友達のことはすっかり忘れて、無我夢中で泳いじゃいますよ」
と言われた、まさにそのとおり、ボートで海に出て一時間ぐらいした頃だろうか、イルカの群れがボートの近くまで来ると、すっかり心は海の中へ・・・。
わくわく・・・!
わくわく・・・!!
野生のイルカは、とても自由で、気持ち良さそうにスイスイと泳いでいる。だから、一緒に泳ぐ、と言っても、頑張って頑張って泳いでできるだけ追いついて行くので精一杯。でも、久しぶりに同じ空間(海)を共有している喜びから、すべてを忘れて追いかけて・・・
ほんの数分だったのか、もっと長かったのか、わからないけれど、とにかく幸せで楽しくてたまらない瞬間が終わって、ふと、振り返ると・・・スンはまだ、ボートの上にいた。
「水が冷たかったから、入らなかった(風邪気味だったので)」
・・・って、ごめんね。さっき言われたそのまんま。イルカに逢ったら、本当に、一瞬、スンのことは吹き飛んじゃって、泳ぐことしか考えていなかった。
でも、ハワイ島では、イルカ以外にもクジラの親子を見たり、世界に1,000頭しかいない絶滅危惧種とされているモンクアザラシを見たり、亀が甲羅干しをしている姿を見たり・・・。
大自然を満喫して、とても幸せなハワイ島滞在の四日間だった。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント