2012年8月 1日 (水)

今日の運勢

なんの気なくラジオを聞いていたら、今日の運勢が流れてきた。今日、ラッキーな人から順番に星座を発表していたが、私の牡羊座がなかなか出てこない。

(聞き逃したかな…)
と思っていたら、なんと、今日、一番アンラッキーな人が…牡羊座!

「でも、がっかりしないで…」
とラジオが続く。
「牡羊座のラッキーパーソンは、『穏やかな人』です!」

なるほど。じゃ、スンも当てはまるかな?

「あのさ、今日の私のラッキーパーソンは、『穏やかな人』だって。だったら、スンも当てはまるから、大丈夫だよね?」
と聞いてみる。

「ウンウン」
とスンが頷く。

よかった!あ、でも、スンは意外と短気なときもあるから、ここで釘を刺しておこう。

「だからさ、ずーっと、穏やかでいてね」

「ウン」
と自信たっぷりにスンは頷く。

そして、ひと言。
「トリアエズ、『穏やか』はナニ?」

あれー?そこ、ですか!

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2012年7月30日 (月)

家業はなに?

仕事でとてもお世話になった、旅行会社の方が退職された。スンも「東南アジア青年の船」事業をお手伝いしたときにお世話になっていたので、そのことを報告した。

私 「○○さん、旅行会社を辞めちゃったよ」
スン 「エーッ!ソレデ?今、ナニヤッテル?」
私 「家の仕事をやるらしい」
スン 「ケンチクシ(建築士)?」

難しい言葉を知っていた、というところで正解!にしてあげたいけど…家業は建築士とは違うんだな。残念。

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2012年7月 6日 (金)

私はやっぱり、日本人

先日、深圳に行ったときに、スンに荷物を託された。商品サンプルなどが入っているから、日本に持って帰って、と。

その後、電話があって、聞かれた。
「あの袋の中に、何が入っていたっけ?」

え?そんなこと、わかるわけがない。預かった袋はスーツケースから出して、そのままスンの机の上に置いてあるし。

「わからない」
と答えると、
「やっぱり。そのまま、置いてあるでしょ?」

何かまずいことしたかなー、と思っていると、大笑いをしながら言われた。
「中国人はねー、自分の物じゃなくても、開ける。中身なにかなー、って、チェックする。やっぱり、君は日本人だ。」

当たり前でしょうが。私は日本人ですから。

そんな会話をしながら、ふと、思い出して確認した。

「7月下旬のセブ行きの話、大丈夫?飛行機、取っちゃったよ」

すると、自信満々の返事が。
「Promise is a promise. 予約したものは、完成させよう!」

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2012年6月24日 (日)

iPhoneカバーを買ったら

週末を利用して、香港を経由して深圳へ。久しぶりにスンに会ってきた。

深圳は観光地でもないし、とても短い滞在だったので、大したことはしなかったが、スンがシャツと仕事用のバッグが必要だったので、買い物に行った。

ある店で、スンが「ココの物は、一部、本物。一部、ニセモノ」と言う。でも、どうも、身振りと言っていることを総合して想像するに、ある物はニセモノだけど、ある物は本物、という訳ではなさそう。一つの商品の一部が本物で、一部がニセモノ…?って、それって、結局、ニセモノなんじゃないの?なんだか、怪しい…。

私は、数日前にiPhoneを落としてカバーが壊してしまったので、新しいカバーを買うことにした。シルバーのカバーでちょっとカッコいいのがあったので、それにしたのだが、家に帰って実際にiPhoneに付けてみると、前のより少し重い気がする。

「こっちの方がちょっと重い」
とスンに言うと、スンがそれを手にして言う。

「いいじゃん、この方が、てんぱがいい。」

てんぱ?

またしても、新しい言葉が出現。

テンパ…てんぱ…てんぱ…?

私が変な顔をしているのを察して、スンが身体で表現しながら、もう一度言う。

「新シイiPhoneハ、てんぱガ悪イカラ。ケース、重イト、てんぱガ集マル。ダカラ、イイ」

どうやら、今日の正解は、「てんぱ=電波」らしい。

うーむ。言いたいことはわかった…とは言え、カバーが重い方が電波が良くなる、という情報が正しいかどうかは疑問だ。

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2012年6月19日 (火)

どんな体験したの?

今、スンは仕事の関係で中国にいる(たぶん)。マレーシアへ行ったり、シンガポールへ行ったり、いろいろなので、私も実は、なんとなくしかその動きが把握ができていない。

さっき、久しぶりに電話がかかってきた。いつになく早口で、日本語で一生懸命、話している。

曰く、3日間の研修に参加していたらしい。ちょっと興奮気味に報告。

「スゴイ、コースダッタ。3回モ泣イタヨ。1回死ンデ、1回起キル。ダカラ、死ヌ時ハ、スゴク、コワイ。ソレデ、死ヌマエニ、大切ナ人ニ、何ヲ言ウカ、考エル。父サンと、母サンと、奥サンと。ダカラ、泣イタ。ソウイウ時ハネ、誰モ、お金のコトハ、言ワナイ。モット、大切ナコト、ワカッタ。終ワッタ時ハ、コースの参加者50人、ミンナ、家族ダッタ。ゼンサイミモノ ノ 体験ダッタ。」

なんとなくわかるような、わからないような。そして、「ぜんさいみもの」の体験!

そりゃ、一体、どういう体験をしたんだろうか。

興味深々・・・。

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2012年5月23日 (水)

金環食の日

金環食を前にして、日本中が盛り上がっているとき、ドリカムの「時間旅行」の歌詞の中に、
♪ 指輪をくれる?ひとつだけ
2012年の金環食まで待ってるから
というフレーズがあると聞いた。

さっそくスンに、
「ドリカムの時間旅行、聞いて!」
と伝えてみた。

金環食、当日。

もちろん、金環食は見た。
もちろん、指輪はない…というか、メッセージはさっぱり伝わっていなかったようだ。こういう時、外国人の夫というのは、残念だ。

そして、朝食。

スンが中国語で歌を歌いだした。一生懸命、歌いながら、私の反応を見ている。

ん?

念のため、聞いてみた。

「これ、ラブソング?」

残念そうな顔をしながら、スンが頷く。

あー、ごめん。さっぱり、わからなかった。これは、お互い様ってことね。

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2012年5月17日 (木)

外国人と結婚したと思った瞬間

スンが久しぶりに日本に帰って来て、今日は晩ご飯にカレーを作ってくれた。カレーと言っても、マレーシア風なので、スープのようにしゃぶしゃぶしている。

少し多めにできたので、一度に食べ切れず、余ったカレーを見て、スンが言う。

「明日、お弁当に持ッテイケバ?」

お弁当って、こんなしゃぶしゃぶのカレー、万が一、持って行く途中で液体が漏れたら大惨事だ。

「無理だよ、こんな液体のカレー、持って行けない」
と言うと、当然のような顔をして返事をされた。

「アレ、使エバ?ビニール袋」

あぁ、外国人だ…。

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2012年1月 6日 (金)

お年賀

明けましておめでとうございます。

マレーシアは年明けから大洪水で、スンの実家のあるクチンも、腰まで水が来ているらしく、大変な年明けを迎えている。旧正月までには落ち着くことを祈るばかりだ。

スンは年末年始は日本で過ごした。私も少し長めに休みを取り、のんびりと時間を取ることができた。

年明け、お年賀として、近所の方から錦松梅をいただいた。スンはこういうのは食べるのだろうかと思って聞いてみた。

私:錦松梅、食べる?
スン:タベル
私:錦松梅だよ。わかるの?
スン:ウン

あまりに会話がスムーズなので、私の直感が働く。
(これは何か勘違いしていないか?)

私:錦松梅って、かつお節のフレークみたいなフリカケで、ご飯にかけて食べるんだよ。食べる?
スン:マレーシア、持ッテ行ッテモイイヨネ?
私:いいけど… (いいけど、あのパラパラご飯で大丈夫なのかな?)
スン:オ酒ニ、入レタリ…
私:えっ?お酒?お酒には入れないよ。だって、かつお節と小さい魚と山椒の実が入っているんだよ。
スン:あー。アレ!「金のフレーク」ト思ッタ!じゃあ、イラナイ。

そうか。「きん(しょうばい)」にかつお節の「フレーク」で、金のフレーク(金箔)をいただいたと思ったのね。

そんなお年賀、いだだけるものなら、是非、いただいてみたい!

今年もよろしくお願いします。

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2011年9月16日 (金)

無料ならいいけど

スンがどこかから、「蒸気でアイマスク」を出してきて、隣りで目に当てている。

「あ、いいなー。それ、気持ちいいよね」
と私が羨ましそうに言うと、スンが、
「ラベンダーの香りもあるよ」
と言う。

「でも、これはムリョウ」

これを言葉通りに「無料」だと思ってはいけない。スン語辞典にかけると、ちゃんとわかる。

「これは無香料」

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2011年9月 8日 (木)

最近はサンバで。

スンが自分で、いわゆる自営業という形で仕事をするようになってから、マレーシアに滞在する時間が長くなった。そして、いろいろなマレーシアの優れた商品を見つけては、日本や中国に輸出する方法を考えている。先日も、マレーシアに一ヶ月以上滞在していたところに私が合流し、一緒に帰って来る際に、新しい商品の検疫と通関手続きをした。手続きは品目ごとに必要書類が異なるので、一回一回が新たな勉強だ。検疫所、税関、保健所などに通っては教えてもらうことになるのだが、相談官が親切で、本当に助かっている。

そんな苦労や勉強をしながら輸入した物を日本で販売するルートを開拓しなければならず、これにもまた、多くの方の協力が必要だ。

先日は、スンは日本の輸入会社の方をある方からご紹介いただいて、打ち合わせと夕食に出かけて行った。

家に帰って来ると、スンはいつになく興奮していた。お会いした方がこれからの仕事のキーパーソンになりそうだ、ということもあるが、連れて行っていただいたお店が新鮮な海鮮料理の専門店で、とても美味しかったらしい。

スン 「イカが生きたまま出てきてね…」
私 (おぉ、よくびっくりしなかったね、このマレーシア人)
スン 「吸盤が口に吸い付いて来るんだよ!」
私 (わぁ、そりゃ興奮するね)
スン 「魚は全部、アクアリウム(水族館)に生きたままいる」
私 (お、それは本格的!っていうか、生け簀ね)
スン 「新鮮な魚がまるごと出てきて、さばいてくれるんだよ」
私 (ふーん!確かにすごい!)
スン 「刺身に頭と尻尾が付いていて…!」
私 (本格的な活き造りね)
スン 「みんなで四種類の魚を食べたんだけど…キンタイメ!キンタイメ!すごいでしょ」
私 (ん?それは、金目鯛のことかな?)
スン 「あと、サンバ!」

サンバ!

ブラジル人のダンサーの陽気な声とサンバミュージックが聞こえた…と思ったら、ここでさすがに笑いをこらえきれなくなった。

サバね、鯖。

スンは更に興奮して言った。
「本当にすごかったよ。日本に7年住んでいて、あんなお店、初めてだった!」

うーん、私は生まれてこの方、ずっと日本に住んでいるけれど、一度もそんなお店に行ったことない!(私が連れて行かなかったわけじゃないから!)

さて、後日、この話を友人たちにしたところ、
「サンバって、サバじゃなくて、サンマのことじゃない?」
という指摘が入った。

あれ?サンマか?妻の「スン語辞典」がうまく変換しなかったか?

そこで、本人に改めて確認。
「この間食べた魚、ほら、サンバ。あれ、サンマのことだったの?それとも、サバ?」

すると、スンは自信をもって答えた。
「サンマじゃないよ。サンバ。サンマとサンバの違いはわかるよ」

ふむ。微妙に違うけれど、言いたいことはわかった。

やっぱり、鯖ね。
よかった、妻の勝ち(勝ち負けじゃないけど)
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